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ブログ

2012年9月28日

アナログ

10日ぶりに愛車のジムちゃんが帰ってきました。

 
修理に出す前は、ちょっと動かすだけで車体が上下するわ、カーブでハンドル取られるわ、高速道路で80km出したところでハンドルぶれるわで、命がけで運転してましたが、すっかり良くなっていて、気分爽快でした。

 
ジムちゃんはMT車(マニュアル)で、今回貸していただいた代車が軽自動車のAT車(オートマ)でしたが、楽で快適だと思ったのは借りたその日くらいで、返す頃までにはすっかり飽きてしまいました。

 
AT車は普段はたまに父の3ナンバーの普通車を運転することはあるのですが、車体が大きく内輪差に気を使うので運転中緊張感があります。それに比べて軽のAT車は車体が小さいから、ゴーカートに乗ってるようで緊張感がなくなってしまいます。

 
久しぶりにMT車に乗ったら、こんなにも運転に気を使うものかと驚かされました。
AT車は一見、クラッチ操作やギアチェンジの必要がないので運転に集中できそうですが、操作が単純なのでMT車ほど頭を使わず、考えごとが多くなったり、眠くなったりすることが多いように思います。

 
今では街で見かけるほとんどの車はAT車になってしまいましたが、MT車は五感をフルに使って、 車と会話をしながら乗れるのが最大の魅力だと思います。

 
AT車はうっかり事故を起こしやすい作りなので、慌て者の自分の性格にはMT車の方が合っていると思います。
男性ユーザーの方が圧倒的に多いMT車ですが、私に限らず女性の方が男性よりうっかり者が多いような気がするし、女性の脳は同時に二つのことをできるとよく聞くので、女性にも向いていると思うのですが、私と同世代の女性達はほとんどAT限定で免許を取っているので、もったいないな〜と思います。

 
MT車は頭も体もよく使うので鍛えられていいと思うのですが、人間、楽で便利な方に流されてしまうんですかねえ・・・

 
パソコンで仕事をしている自分が言うのも変な話ですが、世の中からどんどんアナログなものが消えていくのは寂しいものです。

2012年9月23日

相棒

次回の「車との出会い」の続きですが、私が今乗っている愛車は、マニア達の間で長く愛されている「スズキ」の「ジムニー」、山道や雪道などの悪路に強い、軽のオフロード車です。

 
オートマ車では物足りなくなった私は、後にマニュアル車のジムニーを購入します。
当時働いていた職場の先輩が乗っていて、「なんてかわいらしい、なんてかっこいい、なんてステキな車なんでしょう!」とひそかに憧れていました。

 
納車当日は天にも昇る思いでした。
今でもお世話になっている、「ジムニースタジオ・村山店」(現在は「ジムニースタジオ・ONIX入間インター店」へ移転)で未使用車で購入し、ジムちゃんと名付けました。(そのままですが・・・)

 
手に入れたその瞬間からそれはもう、かわいくてかわいくて仕方がありませんでした。当時はもう、「ジムちゃんと一緒だったら死んでもいい!!」っていうほどの溺愛ぶりでした(笑)

 
そんなジムちゃんが、最近調子が悪くなって、ジムちゃんのふるさと、ジムニースタジオに2週間ほどあずけて修理していただくことになりました。
お店に持ち込んだ時、ジムニースタジオの中村さんに「よくこれに乗ってて死ななかったね」って言われる程ひどい状態でした。

 
故障の原因は過去に無理したことと、整備不良でした。
最近調子悪いなと何ヶ月も前から気づいていましたが、ここまでひどいことになっていたなんて、もっとはやくに見てもらえば良かったと深く反省しました。

 
こんなに長い間会わなかったことなんて今までなかったので、何か大切なものが自分の生活から抜け落ちてしまったような、寂しい気持ちでいます。

 
ジムちゃんに出会ってから、どこへ行くにも一緒でした。
思えば、今の仕事のほとんどは、ジムちゃんなしには出会えなかったものばかりです。
お客様との出会いばかりではなく、美しい景色や自然との出会い、その全てが仕事に生かされているのですから。

 
よく物にも魂が宿るという話を聞きますが、私は本当だと思います。

その証拠にジムちゃんには随分励まされて来ました。
落ち込んだ時にジムちゃんに乗ると不思議と癒されたことが何度もありました。
「死ぬかもしれないようなひどい状態」になっても事故を起こさなかったのはジムちゃんが守ってくれたおかげだと思います。

 
修理から戻ってきたら、もっと大事に乗らなきゃいけないな〜と思っています。
仕事をする上でも欠かせない大切な存在ですから。
これからはもっと「物を大切に!」していきたいと思います。

2012年9月23日

車との出会い

今回は仕事をする上でかかせない道具の1つ、「車」について書こうと思います。

 
以前私は、おっちょこちょいな自分の性格ではとても車の運転は無理だろうと、一生免許は取らないと決めていたのですが、大学卒業後、山梨で仕事が決まったのをきっかけに、仕方なく免許を取ることになりました。

 
それまで車嫌いだった私が、教習所に通い始めると、思いのほか運転が楽しくて、(すごく下手でしたが・・・)免許が取れた時は飛び上がる程嬉しかったです。

 
免許取得後、はじめて乗った車は軽のオートマでしたが、車を運転することで、こんなにも行動範囲が広がるのかと驚かされました。
世の中には車がないと行けない場所がこんなにもたくさんあるだなんて、今までなんてもったいないことをしてきたんだろうと、車に興味のなかった頃の自分の人生を少しだけ後悔しました。

 
そう、まさしく「食わず嫌い」ならぬ「乗らず嫌い」だったのです。
思えばwebデザインの仕事も同じでした。
パソコンが大嫌いだった私が、病気をきっかけにパソコン漬けの毎日を送ることになったのですから。

 
本当に人生は何があるか分からない、ふとしたことがきっかけで、大嫌いだったものが大好きになることがあるのですね!

 
・・・・さて、この話は次回の「相棒」に続きます・・・

2012年9月22日

ひらめきの瞬間

ホームページを作る上で、一番苦労する時間・・・それはデザインを考えている時です。

 
理想は世界にひとつしかないホームページ、お客様の個性あふれるホームページ・・・
けれど現実はなかなか思うようにはいかず、毎回頭を悩ませています。

 
お客様からホームページのお仕事をいただいたら、まずはじめに、どうしたら魅力のあるホームページができるのかを考えます。
作りたいホームページのコンセプトやイメージカラーを明確にし、何百もの競合サイトを検索しながら研究します。
ノートやパソコンに向かっている時はもちろん、そうでない時でも常に考えていますが、なかなか良いアイデアは浮かんで来ません・・・。

 
それでもめげずにとにかくずーーーーっと考え続けます。
すると突然、天から「これだ!!」と思うアイデアが降ってきます。
でもそれは、ずっと考えてきた結果であって、何も考えなければ良いアイデアが降ってくることはありません。

 
天からアイデアが降ってくるシチュエーションは、パソコンに向かっている時、ノートにスケッチしている時、食事をしている時、車を運転している時、布団の中・・・その時によって様々です。

 一度デザインが決まると後は早いのですが、毎回そこに到達するまでかなりもがき苦しみます。
「これだ!!」と思うアイデアが浮かぶまでの間に考えたデザインは、後から見返すと、それはそれはひどいものばかりです。その時は精一杯なんですけどね・・・。

 
アイデアが降って来る瞬間は、デザインの仕事をしていて一番やりがいを感じる瞬間です。
その瞬間が来るのが毎回楽しみでしかたないのです。

もしかしたら、苦しみなしには喜びは生まれないのかもしれません。
そんなことを考えながら、「デザインは人生と一緒だな〜」としみじみ思う水智でありました。

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